毎月22日はショートケーキの日です!
15日は「いちご」と読めることから「いちごの日」と制定されています。

カレンダー上で見ると22日の上にいちごの日である「15日」が重なっている様子が、いちごが乗っているショートケーキに見えることから「ショートケーキの日」になりました!

皆さんはケーキを日頃どれくらい食べますか?
毎日食べる人もいればお誕生日などの記念日にしか食べないという方など、様々にありますよね。

総務省統計局の【家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(2017年(平成29年)~2019年(令和元年)平均)】の「菓子類」の中でも「ケーキ」に注目して、平均購入額の大きい上位上位3県をご紹介します。
ケーキ以外のお菓子類に関しても触れますので、最後まで読んでいただければ幸いです!

引用元:【家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(2017年(平成29年)~2019年(令和元年)平均)

「菓子類平均購入金額」ランキング(1位〜10位)

※ご覧の機器がスマホの場合は、画面を横にすることでグラフの全体図を確認できます。

「ケーキ平均購入金額」ランキング(1位〜3位)

※ご覧の機器がスマホの場合は、画面を横にすることでグラフの全体図を確認できます。

第1位 金沢市(9,030円 )


石川県金沢市が第1位となりました!
「金沢市」はケーキ以外(羊羹、カステラ、ゼリーなど)を含めたお菓子でも購入額が第1位です。

金沢市はケーキ以外だと「他の和製生菓子」「他の洋生菓子」「チョコレート」「アイスクリーム・シャーベット」でランキング1位を獲得しています。
これらの情報から、甘いものが好きだという県民性が伝わってきますね。

また「金沢」は日本三大和菓子処として有名です!
和菓子は城下町で特に繁栄したと言われていますが、金沢には加賀百万石で知られている戦国大名「前田利家」が築城した「金沢城」があります。

金沢城金沢城 橋爪門

前田利家は数々の戦いを制し天下統一への道を歩んだ「三英検」と呼ばれている1人である、織田信長や豊臣秀吉らの影響から茶道を親しんだ武将の1人です。
そのため「金沢城」の城下町ではお茶の文化が広まったと共に、和菓子の文化も発展しました!

第2位 さいたま市(8,196円)

埼玉県さいたま市が第2位となりました!
さいたま市はケーキ以外にプリンでも1位を獲得しているほか、ようかん・カステラ・ゼリーでは5位圏内にランクインしています。

「さいたま市」は過去(総務庁統計局 家計調査年報【平成10年から平成12年平均より】)にケーキ購入額が1位になったことから、さいたま市を「ケーキの町」にして盛り上げようという取り組みの一環として2003年4月には「ケーキフェスフィティバル」が開催されました。

また現在さいたま市内で作られたスイーツを「さいたまスイーツ」としてPRする活動が行われており、ホームページ「さいたまスイーツ」が公開されています!

こちらのサイトではさいたま市内にあるスイーツ店舗を、「区別」「種類別(和菓子・洋菓子)」「営業日」「営業形態(イートイン可・テイクアウト可・オンライン可)」「駐車場あり」の条件から絞れるほか、店舗名でも検索することができます。

新型コロナウイルスの影響で実際にさいたま市内に足を運ぶことが難しい今、オンラインで購入できるスイーツを検討してみてはいかがでしょうか?

さいたまスイーツ公式HP https://www.saitamasweets.com/

第3位 高知市(8,113円)

高知県高知市が第3位となりました!
高知市はケーキ以外だとビスケットが第1位を獲得しているほか、チョコレート菓子が2位にランクインしています。

高知県のケーキに関するちょっとした豆知識なのですが、アイスのことを「ケーキ」と呼ぶ独特の言い回しがあるんですよ。
ソフトクリーム、アイスクリーム、種類を問わずに「ケーキ」なのだそうです。
では「ケーキ」はなんと呼ぶのかというと変わらずに「ケーキ」とのこと。
こちらの方言はご年配の方が使っていることが多いです!

またビスケットの購入額が第1位である高知は「ミレービスケット」が有名です。

「ミレービスケット」とは、本来は焼き菓子であるビスケットを高温でさっと揚げる工程が入ることで、サクサクッとした食感やバターの香りが引き立つビスケットです。
昭和30年から発売されて以来、現在では高知県にとどまらず全国で人気になお菓子となりました!

まとめ

ケーキの購入金額を見ることで「県民性」「PR活動」「豆知識」などを知ることができました。
今回は「ケーキ」に絞りデータを見ましたが、全体的に見ることでまた違ったことが見えそうですね。