キャッチコピーが話題になったり、メディア(テレビ・雑誌)やTwitter・InstagramなどのSNSでも注目される「ボジョレー・ヌーヴォー」が、今年2020年も解禁されます!

すでにネットでは予約も始まっているボジョレー・ヌーヴォーですが、こちらの記事では「気になるけどの飲んだことがない」という方や、「ボジョレー・ヌーヴォーって結局どんなワインなの?」という方に分かりやすいようご紹介をいたします。

ボジョレー・ヌーヴォーってどんなワイン?

一般的なワインとの違い

  • 熟成期間
    ワインというと「渋味」や「苦味」が苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか?
    それらはワインに含まれている「タンニン」という成分から来ています。
    熟成過程で発生する成分で、熟成するからこそワインの味の深みです。
    しかしボジョレー・ヌーヴォーはその年に収穫したぶどうを使って作った新酒です!
    短期間で発酵させるのが特徴的なワインのため、渋味が少なくフルーティーな味になります。
  • 解禁日がある
    ボジョレー・ヌーヴォーはもともと、ボジョレー地区のぶどう収穫をお祝いするお祭りでした。
    収穫したばかりのフレッシュなワインを飲めることで有名になったとき、ボジョレー地区以外でも流通が盛んになります。その結果、どの業者よりもいち早く販売することを目的に、まだ仕上がっていないワインや質の良くないワインが広まってしまったために設けられたのが「解禁日」です!

ボジョレー・ヌーヴォーの製造方法「マセラシオン・カルボニック」

一般的なワインは房から身を外し、実を丸ごと砕き樽で発酵させます。
(皮や種に渋味の元になる「タンニン」が多く含まれているため、取り除く場合もあります。)

一方ボジョレー・ヌーヴォーは基本的に房を丸ごと発酵槽発酵槽に入れ、その重みで発酵したぶどうから発せられる炭酸ガスを利用した造酒方法です!
炭酸ガスの圧力を利用しているため発酵時間が短く、渋味が少ないフレッシュなワインができあがります。

ワインの赤い色味には「アントシアニン」が含まれているのですが、「アントシアニン」には「タンニン」が多く含まれています。

ボジョレー・ヌーヴォーは色味がはっきりとしていますが、それでいてもなお渋味が少ないのが特徴的なワインです!

ボジョレー・ヌーヴォー歴代キャッチコピーを振り返る!

ボジョレー・ヌーヴォーにはフランスの「ボジョレーワイン委員会」の発表を元に「フランス食品振興会(SOPEXA Japon)」が翻訳したものと、それを「販売業者」がアレンジ・表現したキャッチコピーの2種類あります。

販売業者 フランス食品振興会
SOPEXA Japon
1983年 「これまでで一番強くかつ攻撃的な味」
1995年 「ここ数年で一番出来が良い」
1996年 「10年に1度の逸品」
1997 「近年まれにみるワインの出来で過去10年間でトップクラス」
1998年 「10年に1度の当たり年」 「10年に1度の当たり年」
1999年 「1000年代最後の新酒ワインは近年にない出来」 「品質は昨年より良い」
2000年 「今世紀最後の新酒ワインは色鮮やか、甘みがある味」 「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
2001年 「ここ10年で最高」 「ここ10年で最高」
2002年 「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」
「1995年以来の出来」
「色付きが良く、しっかりとしたボディ」
2003年 「100年に1度の出来、近年にない良い出来」 「並外れて素晴らしい年」
2004年 「香りが強く中々の出来栄え」 「生産者の実力が表れる年」
2005年 「ここ数年で最高、タフな03年とはまた違い、本来の軽さを備え、これぞ『ザ・ヌーボー』」 「59年や64年、76年のように偉大な年の一つ」
2006年 「今も語り継がれる76年や05年に近い出来」 「とてもうまくいった年」
2007年 「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」 「果実味が豊かでエレガント」
2008年 「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」 「フルーツ、フルーツ、フルーツ」
2009年 「過去最高と言われた05年に匹敵する50年に1度の出来栄え」 「数量は少なく、完璧な品質。桁外れに素晴らしい年」
2010年 「2009年と同等の出来」
「今年は天候が良かった為、昨年並みの仕上がり。爽やかでバランスが良い」
「果実味豊かで、滑らかでバランスの取れた」
2011年 「100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え」
「出来が良く、豊満で絹のように滑らかな味わい」
「3年連続で、偉大な品質となった」
2012年 「ボジョレー史上最悪の不作」
「糖度と酸度のバランスが良く、軽やかでフルーティーな仕上がり」
「心地よく、偉大な繊細さと複雑味のある香りを持ち合わせた」
2013年 「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」 「繊細でしっかりとした骨格。美しく複雑なアロマ」
2014年 「2009年の50年に一度のできを超える味わい」
「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい」
「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい」
2015年 「今世紀で最高の出来」 「記憶に残る素晴らしい出来栄え」
2016年 「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい 」 「エレガントで、魅惑的なワイン」
2017年 「豊満で朗らか、絹のようにしなやか。しかもフレッシュで輝かしい 」 「豊満で朗らか、絹のようにしなやか。しかもフレッシュで輝かしい」
2018年 「理想的な条件の元、素晴らしいヴィンテージへの期待高まる」 「2017年、2015年、2009年と並び、珠玉のヴィンテージとして歴史に刻まれるでしょう」
2019年 バランスのとれた味で、適度な量と高い品質のワイン 「有望だが、生産者のテクニックが重要な年」

ボジョレー・ヌーヴォーのキャッチコピーでもっとも登場する単語

ボジョレー・ヌーヴォーのキャッチコピーでは「〇〇年に1度」や「最高の出来」という言葉が耳にのこります。
こちらではそれぞれのキャッチコピーを品詞分けし、登場した回数が多い単語をご紹介いたします!
接続詞や句読点、助動詞などの文の補助的な役割を担う品詞は覗き、「動詞」「名詞」「形容詞」に注目しました。

動詞

1位 味わう 5回
2位 出来る 3回
3位 言う 2回
仕上がる 2回

名詞

1位 出来 11回
2位 1 7回
2位 最高 7回

形容詞

1位 良い 6回
2位 ない 3回
3位 素晴らしい 2回

名詞の「1」は「〇〇年に1度」のフレーズで多く登場していました。
ボジョレー・ヌーヴォーは1951年からフランス政府に公式に販売されることが認められた、大変長い歴史をもつワインです。

何事にもいえることですが、食物をそだれるにはその年の天候によって大きく左右されてしまいます。
ワインの品質を向上することは大変難しいため、次回キャッチフレーズに「〇〇年に1度」や「〇〇年以来」と言うフレーズが登場した際はぜひ注目したいですね!

〇〇年に1度から読み解く出来がよかった年はいつ?(予想)

1位 2015年 「今世紀で最高の出来」
2位 2005年 「ここ数年で最高、タフな03年とはまた違い、本来の軽さを備え、これぞ『ザ・ヌーボー』」
3位 20014年 「2009年の50年に一度のできを超える味わい」
「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい」

あくまで予想ですが、 「10年に1度」「100年に1度」と数あるキャッチフレーズのなかで「今世紀で最高の出来」は言わずもがな、「これぞ『ザ・ヌーボー』」や「過去最高と言われた05年に匹敵する」というフレーズを中心にして考えました。

フレッシュさが売りでありボジョレー・ヌーヴォーの賞味期限は短く、早くて年内、遅くても春頃までに飲むことがおすすめされていますので「今年のボジョレー・ヌーヴォーはどんな味なのか?」と楽しみながら飲むのがおすすめです!

2020年ボジョレー・ヌーヴォーのキャッチコピーは?

こちらは現時点で発表されていません。
こちらはわかり次第追記いたします!

ボジョレー・ヌーヴォー予約サイト

「楽天市場」「Amazon」「オーガニックワイン専門店マヴィ」などのオンラインショップで予約が可能です。

楽天市場
Amazon
オーガニックワイン専門店マヴィ

まとめ

ボジョレー・ヌーヴォーがワインの渋味や苦味が苦手な方にでも、飲みやすいことがわかりました。
これまで飲んだことがないという方は、ぜひ試してみてください!

またキャッチコピーを振り返りましたが、「販売業者」と「ランス食品振興会(SOPEXA Japon)」の違いをみるのも面白いですね。
今年のキャッチコピーが公開された際にはそれを念頭に、ボジョレー・ヌーヴォーを飲んでみてはいかがでしょうか?